個人で稼ぐアプリビジネス入門

iOSアプリ証明書とプロビジョニングプロファイルの期限が切れてしまった場合

いつものようにmonacaでアプリをビルドしようとすると見慣れない表示

毎年なんだこれと思ってしまいますが、開発用の証明書が切れている通知ですね。

アプリ開発を1年以上していると必ず訪れる各種証明書の更新。
上田は1月にdeveloperプログラムを購入したのでこの時期に更新です。

そんなわけで手順をメモ

iOSアプリ開発各種証明書の更新手順

1. Apple Developer Program更新費用を払う

これは簡単なのでOK。ここから更新してください

Apple Developer Program
https://developer.apple.com/jp/programs/

2. monaca IDEでCSRファイルをダウンロード

monaca IDEにCSRのダウンロードというリンクがあるのでここからファイルをダウンロードします。

拡張子が見慣れないですが、certSigningRequestファイルです。証明書の要求ファイル的な意味。

macだとこんな感じのアイコンのファイルです。

3. Apple Developer画面でCertificateファイルを作成

さっき作ったCSRファイルを使ってCertificateファイル(証明書ファイル)を作成します。

Apple Developerにログインして以下のページにアクセス。
https://developer.apple.com/account/resources/certificates/list

Certificatesの横の+マークをクリック

次に、Softwareの一覧(用途的な項目)から対象チェックしてContinue。
画像ではiOS App Development(デバッグビルド用)を選択しています。
これともう一個iOS Distributionの証明書(リリース用)も必要なので同様の手順を繰り返してください。

ファイルをアップロードする画面になります。
さっきmonacaからダウンロードしたCSRファイルをアップしてContinue。

無事に証明書が作成されたのでDownloadをクリックして保存します。

macでの表示はこんな感じ

4. プロビジョニングプロファイルを作成

Apple Developer画面Profileメニューから以下にアクセス

https://developer.apple.com/account/resources/profiles/list

期限が切れているプロビジョニングプロファイル名をクリック。
画像ではnet.jp.apps.kojiueda.admobを選んでいます。

3の手順で作成したCertificate(証明書)名を選んでsaveをクリック。

完了したらダウンロードして保存します。

3〜4の手順をDevelopment(デバッグビルド用)とDistribution(リリース用)の2つ分繰り返します。

最終的に最低5個のファイルをダウンロードすることになります。
アプリを複数リリースしている場合は、アプリ数に応じてprovisionファイルが増えます。

5. monacaに各種ファイルをアップロード

monacaを開いてビルド設定画面から、証明書ファイル(.cer) -> プロビジョニングプロファイル(.mobileprovision)の順にアップロードして完了です。

これで完了です。

ABOUT ME
上田幸司
DACOON株式会社 代表取締役 早稲田大学に入学後、在学中にシステム会社を設立。 開発者として様々なシステムを開発する傍ら、レンタルサーバーの運営、世界各国でのセミナー活動、ネットビジネスのコンサルティングなど、多ジャンルで活躍。ただ今LINE@フォローで「誰でもアプリメーカー」+「副業ビジネスガイドブック2020」を配布中! 詳しくはこちら → https://apps.jp.net/r/line/?ref=profile
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