個人で稼ぐアプリビジネス入門

AdMob広告が表示されない場合のチェックリスト

Admobの広告が表示されないという問い合わせをいくつか頂いたので、原因と解決方法をまとめました。

環境はmonaca + Admob SDK環境です。
上田のアプリギルドに参加している方はproject_admob.zipをインポートしたプロジェクトですね。

問い合わせの中で一番多いケースですが、monacaデバッガー上ではAdMob広告は表示されません。

カスタムビルドデバッガーかデバッグビルド用のファイルを使って動作確認をしてください。

まずはテスト広告で動作確認

AdMob SDKを使っているなら広告パラメータでisTestingというパラメータがあります。これをtrueに設定するとテスト用の広告が表示されるのでまずはこれをチェックしましょう。

アプリギルドの皆さんなら、apps.admob.jsのファイルを開いて20-30行目あたりに二箇所設定する箇所があります。
isTesting: false となっている箇所をisTesting: trueにすればテスト広告になります。

admob.banner.config({
    id: admobid.banner,
    isTesting: true, // ←ここと
    autoShow: true
});
admob.banner.prepare();
admob.interstitial.config({
    id: admobid.interstitial,
    isTesting: true, // ←ここ
    autoShow: false
});

テスト広告はわかりやすく広告の上にTest modeと表記がされています。

テストならOKの場合

テスト広告が出ているならプラグインやスクリプトのエラーはなさそうなので以下のどれかに原因があると考えられえます。

広告IDの記述ミス

Admob広告はAdmob管理画面で確認できるアプリIDと広告ユニットIDをセットで利用します。その一方もしくは両方が間違えている可能性がありますから確認してみましょう。

アプリIDはこれ。ca-app-pubから始まります。

このアプリIDは、monacaのcordovaプラグイン画面からAdmob SDKのインストールパラメータとして設定します。

広告IDはこれ。

これはjavascriptで設定するパラメータとして使うIDです。アプリギルドの人ならapps.admob.jsの以下の部分ですね。

// 以下のca-app-pub-xxxxx/yyyyyのxxxxxとyyyyy部分を自分の広告IDの数値に変更してください
admobid = {
    // ↓バナー型広告の広告IDを入力
    banner: 'ca-app-pub-xxxxx/yyyyy',
    // ↓インタースティシャル型広告の広告IDを入力
    interstitial: 'ca-app-pub-xxxxx/yyyyy'
}

アプリID、広告IDはアプリ毎、広告毎に割り振られます。
組み合わせが間違えている場合も広告は表示されないので今一度チェックしてみてくださいね。

1日くらいは様子を見る

特に一番最初のアプリの場合は、Admob管理画面で広告ユニットを作成してすぐは広告が表示されないケースが多いようです。

広告を作成した後、24時間位は様子をみてください。

広告ストックが無くなった

一番ややこしいケースがこれですね。広告が出たり出なかったりする場合は大体広告のストック問題にあてはまります。

広告主側にも予算がありますから、予算が尽きれば広告は表示されなくなるということになります。つまり広告の表示回数は無限ではなく、回数に制限があるわけですね。

この広告の表示回数をAdmobではストックという考え方で管理しています。
Googleが管理している広告の在庫のようなイメージですね。

このストックは、全アプリで共通で管理されているのではなく、アプリ毎、アプリユーザー毎、使用端末ごとユーザー属性ごとなど、非常に細かく管理されているようです。

例えばアプリ開発者の場合、動作の確認なども行いますから自分のアプリの広告は普通より早くストックが無くなることもあります。

また、同一ネットワーク内でもストックが消費されたりもするようですね。

広告が表示されないという問い合わせで、上田が確認したら見えている場合はほぼこのケースです。

広告ストックは時間経過や広告リクエスト数などの要因で追加されます。

複数地域、複数人からのリクエスト数が必要というデータもあるみたいですが、上田の感覚では数人からのリクエストでストックが追加されている感覚があります。

作ったアプリはまず家族や友達に使ってもらうといいでしょう。

テスト広告もNGの場合

テスト広告がNGの場合、実装時点で何らかのミスをしています。

原因が多すぎてまとめきれないのですが、これまでの問い合わせで多かったものでは、単純なコードエラーが多いですね。

半角スペースと全角スペースの混在やクォーテーション( ‘ )やカンマ( , )などのミススペルが多いです。

おそらくコピー&ペーストの段階で何らかのミスがあるのかな?と思います。

次に多いのが利用しているプラグインが古いケース。アプリギルドの場合は最新のプロジェクトファイルを使えば解決します。

さいごに

AdMobに関するいくつかの主な問題をまとめてみました。多分8〜9割は上記のトラブルですので確認してみてくださいね。

年始は特に広告ストックが減る傾向にあるみたいですね、広告主としても年末のクリスマスシーズンを過ぎて年始は予算を控えめにするということもあるのでしょう。

広告予算が多く割り当てられるのは、4の倍数の月です。

4月の年度の変わり目、8月の夏休みシーズン、12月はクリスマスシーズンです。

良いアプリを作るというのが一番大切ですが、外的な要因も考慮するとまた違った目線でビジネス展開ができますね。

さて、年が明けてもう毎週開催している上田のアプリウェビナーですが、集まらなくなったら止めようと思っているのですが毎回好評なので今週も開催します。

こういう時期だからこそ、新しいビジネスを始めるチャンスです。
「何か新しい収入を」と考えている方は、ぜひ2021年はアプリビジネスを始めてみてください。

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ABOUT ME
上田幸司
DACOON株式会社 代表取締役 早稲田大学に入学後、在学中にシステム会社を設立。 開発者として様々なシステムを開発する傍ら、レンタルサーバーの運営、世界各国でのセミナー活動、ネットビジネスのコンサルティングなど、多ジャンルで活躍。ただ今LINE@フォローで「誰でもアプリメーカー」+「副業ビジネスガイドブック2020」を配布中! 詳しくはこちら → https://apps.jp.net/r/line/?ref=profile
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