こんにちは。上田です。
ビジネスを行う上では、そのビジネスを行う市場が現在どのような状態なのかをある程度把握しておく必要があります。
もちろん、市場が伸びているところでビジネスをする方が有利ですし、市場が明らかに縮小しているところでビジネスを行うのは避けた方が良いでしょう。
私はネットビジネス全般や投資について知識があり、このブログでも様々な視点から副業に関する記事を書いてきました。
その中で、メインで指導を行っており、一番実績者を輩出しているのがアプリビジネスです。
ですので、今回はアプリビジネスを行う上で知っておくべき、アプリ市場の現状について記事にしたいと思います。
2020年が終わって1ヶ月以上経ちましたので、早速最新のデータを見ていきましょう。
また、2020年はコロナウイルスの騒動によって、世の中が大きく動きました。
このコロナの騒動は、アプリ市場にも多大な影響を与えましたので、今回の記事ではそちらについても触れていきます。
これからアプリビジネスを始めようとしている方も、すでにアプリビジネスに取り組んでいる方も参考にしてください。
コンテンツ
コロナ禍のスマホアプリ市場への影響
まず、2020年と言えばコロナですので、コロナ禍がスマホのアプリ市場へ起こした変化について解説したいと思います。
結論から言いますと、コロナ禍の世の中になったことによって、スマホの市場は急速に成長しました。
一応こちらのデータでは2019年に比べて1割増というデータが発表されています。
https://creatorzine.jp/news/detail/1278
こちらのデータでは1割増ですが、体感的にはもっと利用時間が増加し、それに応じて収益が増えています。
アプリビジネスを行っている多くの方にとって、収益の面で見れば、ほとんどの方が恩恵を受けたのではないでしょうか。
なぜコロナの騒動によって、スマホ市場が大きく伸びたのかについては、以下のような理由が大半になります。
- 学校の一斉休校
- 緊急事態宣言
- リモートワークの増加
- IT化
学校の一斉休校
まず、学校の一斉休校があったのを覚えていますか?
コロナの騒動によって、全国の小中学校や高校が一斉に休校になりました。
スマホアプリ市場ではこのインパクトはかなり大きいものでしたね。
なぜかというと、学校が休みになって暇になった学生たちは、家でゲームをするしかやることがなくなってしまったからです。
外出自粛が叫ばれている中で、家でやることといったら、まずはスマホアプリになります。
スマホのゲームやスマホアプリで暇を潰す学生が多く、それによってスマホアプリの収益が全体的に爆発的に上昇しました。
元々スマホアプリの収益は土日に増加する傾向にありましたが、一斉休校が行われたことによって、毎日が土日のような状態になったのです。
スマホアプリのターゲット層も若者が中心になっていましたので、2020年のスマホアプリ市場の躍進に大きく貢献したのが一斉休校となりました。
緊急事態宣言
続いては緊急事態宣言の影響です。
こちらは学生のみならず、社会人全体へ影響を与えることになりました。
スマホの利用者は今や若者だけではありませんので、社会人の外出が減ったことによる影響もかなり大きかったでしょう。
基本的に家で仕事をしている時間が大半とはいえ、今まで会社に行くために使っていた通勤時間もなくなり、さらに無駄な残業や飲み会もなくなって、余暇の時間が増加しました。
それによって、スマホの利用時間も全体的に増加した傾向にあります。
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1878.html
3時間以上〜7時間以上の利用者が、緊急事態宣言後に増加していることがわかります。
長時間の利用者が確実に増加していますので、その影響はスマホアプリビジネスにとって、メリットになりました。
スマホアプリの利用時間の増加もそうですが、特にVOD(ビデオオンデマンド)の利用者が拡大したようです。
https://creatorzine.jp/news/detail/1200
コロナ禍の暇つぶしは、スマホアプリの他に、動画配信サービスでドラマやアニメ、映画を見て過ごすという方がかなり多かったようです。
こちらのデータは有料サイトのものですが、当然ながらYouTubeなどの無料サービスの視聴時間も増えているでしょう。
また、こういった動画配信サービスが躍進することも、アプリビジネスへの良い影響があります。
アニメや映画などのエンタメが流行ることによって、それに関連したアプリの需要も増えるからです。
去年は鬼滅の刃が爆発的なヒットをしましたが、コロナ禍の暇つぶしで動画を見た人も多かったでしょう。
それらの相乗効果で、結果的にアプリの市場は拡大しました。
リモートワークの増加
続いてはリモートワークの増加です。
リモートワークが増加することによって、様々なネット系のコンテンツが活用されることがあります。
zoomはその代表でしょう。
そのほか、仕事をする上で必要なアプリの増加も考えられますし、リモートワーク中にアプリで遊んでサボる人も多かったと思います。
リモートワークが増加と同時に、学生はリモートで勉強をする機会も増えました。
その結果、スマホアプリで勉強をするというユーザーも増え、資格系アプリなども利用者が増加したと思われます。
IT化
そして、社会全体でよりIT化が進みました。
今までの日本はIT後進国であり、あらゆる手続きなどがアナログで非常に不便なものだったでしょう。
しかしコロナによってアナログな手続きが制限されることになった結果、国全体のIT化が進んだと思います。
IT化が進むということは、それに付随したウェブサービスやスマホアプリの需要も必然的に増加する傾向になります。
今まで日本はITで遅れていたので、この点については、日本全体の生産性向上のためになったのではないかと思います。
高齢者のスマホユーザーが増加
続いて、アプリ市場ではコロナ禍による需要の増加の他に、高齢者のスマホ普及率の増加も同時に起きています。
グラフを見てわかる通り、明らかに高齢者のスマホ普及率が増加しています。
日本は現在超高齢化社会ですので、全体的に高齢者の使用割合が増えるのは当然と言えば当然です。
ただ、数年前まではスマホは若者が使用するものという固定観念があり、スマホアプリビジネスの実践者は若者の利用者を前提にビジネスを行っていました。
しかしここ最近は、中高年では使っていて当たり前、さらに高齢者でもスマホを普通に利用するシーンが急増しています。
電車の中でも、今時ガラケーを使っている人はほぼおらず、高齢者が端末を持っている場合、それはスマホであることが多いです。
政府はスマホ料金の引き下げにも力を入れていますし、それもあって高齢者のスマホユーザーが激増しているのです。
この点も2020年のスマホ市場にとって大きなプラスになったでしょう。
スマホ機種別シェア率2021最新版
さて、スマホアプリ市場の近況について解説してきましたが、記事のメインテーマである、スマホ機種別シェア率について、データが出ている2020年12月時点での最新版として紹介したいと思います。
最新のデータはこちらになります。
https://webrage.jp/techblog/sp_share/
iPhoneのシェアが優勢
こちらの表を見ていただければわかる通り、iPhoneについてはシリーズを全て含めて一括りにされているものの、シェア率では1位を取っています。
シェア率58.12%ということですので、実に半分以上の市場を占めていることになりますね。
一つのメーカーで市場の過半数を埋めているということですから、日本市場におけるiPhoneの存在がかなり大きいです。
AndroidとiPhoneのシェア率は、数年で激しく入れ替わっていますがAndroidが多かった時期もありますし、昨今ではiPhoneの方が少し有利な状態が続いています。
シニア向けAndroid端末の躍進
そして2位以降は全てAndroid端末なのですが、去年のデータからかなりの変化がありました。
2位にランクインしているBASIO3という端末は、去年もランクインしていますが、iPhoneの次に普及している端末になりました。
この端末について馴染みのない端末でしたので調べてみたところ、なんとシニア向けのスマホでした。
はじめてのスマホとして、シニア層をターゲットとしているスマホになります。
さらに3位も、らくらくスマートフォンがランクインしています。こちらも名前の通り、シニア向けのスマートフォンになります。
2位と3位がシニア向けのスマホとなっていることについては、かなり驚きました。
単純に高齢者の人数が増えているという点と、スマホ料金の値下げが加速し、シニア層が手に取りやすい環境になってきたこと、ガラケーの衰退が原因でしょうね。
いずれにしても、新規開拓された市場であるシニアスマホ向けのコンテンツは今後さらなる拡大をみせるでしょう。
これからのアプリビジネスでは、よりシニア層の存在を無視できなくなってきましたね。
AQUOSとGalaxyは定番化
そのほかのAndroid端末としては、AQUOSシリーズとGalaxyシリーズが相変わらず人気のようで、ランキンのほとんどを独占しています。
アプリビジネスを行う上で、機種までは考える必要はないと思いますが、念の為参考にしましょう。
2021年のアプリビジネス戦略
以上の結果を見て、これからアプリビジネスで稼いでいきたい場合、どのような戦略で取り組んでいけば良いのかについて解説していきます。
基本的な戦略は同じですが、2021年はこの点に意識していけると良いでしょう。
- AndroidからリリースしてiPhoneへ
- シニア向けアプリのリリース
- 在宅学習の手助け
AndroidからリリースしてiPhoneへ
先程iPhoneの方がAndroidよりもシェア率が高いと解説しましたが、アプリビジネスの基本戦略は、まずはAndroidからリリースして、上手くいったらiPhone版をリリースするというやり方になります。
大きな理由としては、Androidアプリの方が圧倒的にリリースしやすいからです。
iPhoneアプリに対してAndroidアプリは事後審査になるため、作ったアプリは基本的にすぐにリリースされます。
リリースしてから結果が出るまでの期間が短く、すぐにデータを取れますので、上手くいったアプリだけiPhone版も作るというやり方が可能です。
また、Androidアプリは、例えばクイズアプリでしたら、10問程度のクイズ数でも問題なくリリース可能です。
その点、反応を見てからiPhoneにチャレンジできるので、効率がかなり良いでしょう。
Androidで反応が良いアプリができたら、次にiPhoneでリリースです。
iPhoneアプリとしてリリースするには、少し厳しめの事前審査を通す必要があります。
よほど慣れている開発者でないと、一発合格はかなり珍しいので、iPhoneリリースには多少の時間がかかります。
現状AndroidとiPhoneのシェア率はさほど変わりませんので、このやり方がもっとも多くのユーザーをターゲットにしつつ、効率よく稼げる方法になるでしょう。
シニア向けアプリのリリース
続いて、無視できないのはシニア向けのアプリになります。
先程も記載したように、高齢者のスマホアプリのニーズが上がっており、実際にシニア向けのスマホ機種が、シェア率で上位を占めています。
明らかにシニア層の利用者が増えているデータが出ていますので、彼らの存在は無視できないでしょう。
シニア向けアプリについては、先程も紹介したこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
在宅学習の手助け
そして、コロナ禍もあり、学生たちなどの学習スタイルも変わってきています。
今や、大学に入学してから一回もキャンパスに行っていない学生も多くいますし、以前よりかはオンラインでの学習スタイルが普及してきています。
資格の学習やその他の教科の学習など、スマホのアプリで学習をするという学生も多いでしょう。
特に現状、コロナ禍が収まる気配が全くありません。
しばらくはこの情勢が続くと思いますので、家から出ずにスキルの習得をできるアプリの開発が良いと思います。
絶好調のアプリ市場で稼ぎませんか?
さて、この記事の内容でもわかる通り、スマホアプリの市場は絶好調です。
コロナウイルスの影響で世界中のあらゆる市場が悪影響を受けていますが、スマホアプリの市場は逆に絶好調になっています。
冒頭で記載した通り、ビジネスを行う上で、市場が成長しているビジネスを選択するのは、成功の第一歩になります。
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