ネットビジネスコラム

フリーランスとして稼ぐメリットは?稼ぎ方や新保護法も紹介

上田です。

ここ最近、副業をする方が増えているので、必然的にフリーランスとして働く方も増えています。

沖縄合宿では動画編集の講義を行いましたが、そこで学んだ方のほとんどはフリーランスとして仕事を請け負うことになります。

世間的にはフリーランスは自由に働けるというイメージがありますが、実際のところはどうなのか、この記事でメリットやデメリットをまとめていきます。

これから副業を始める方も、まず初めの資金稼ぎとして、フリーランスから始めることになりますので、事前にどのような形態なのか知っておきましょう。

フリーランスとは?

ポン太

フリーランスってなに?

フリーランスとは、企業や組織に属さずに個人で営利活動を行う人を指す言葉です。

基本的には人を雇わず、一人で事業を行なっている人を指します。

企業などを雇用契約を結ばずに、業務委託という形で仕事を請け負うのがフリーランスで、副業ブームに伴ってその人数は増えています。

今や全国に462万人もいるようで、フリーランスの存在を国は無視できなくなっています。

今までは会社で働くのが当たり前の社会だったので、フリーランスは少し異色の存在でした。

それが今では当たり前になっていますので、良い面でも悪い面でも国に目をつけられ、制度が変わっていっていますので、これからなる方は注目しておきましょう。

メリット

まずはフリーランスのメリットからまとめていきます。

  • 雇用に縛られない
  • 自由な時間に働ける
  • 稼げる金額が増える
  • 家賃などを経費にできる
  • 給付金の対象になれる
  • 保護法などが増えている

雇用に縛られない

まずフリーランスのメリットとして、雇用に縛られないという点が大きいでしょう。

会社に所属する必要がないので、嫌な上司に悩まされることもありません。

ほとんどの場合はリモートなので、満員電車に乗る必要もありません。

言われた仕事だけを行なって、その分の報酬を貰うだけですので、実力がそのまま報酬に繋がります。

会社での出世は仕事の出来よりも、世渡りの上手さ方が重要ですので、そういった点が嫌いな方にとってはフリーランスが向いているでしょう。

自由な時間に働ける

フリーランスは頼まれた仕事さえ行えば良いので、自分で好きな時間に働くことが可能です。

仕事を早く終わらせることができるスキルがあれば、その分一日の仕事が短くなります。

会社に属していると、仕事が終わっているのに8時間は仕事をしているふりをしなくてはいけないので、その点に置いてもフリーランスはメリットになるでしょう。

朝起きるのが苦手な方は昼に起きて仕事ができるので、その点もおすすめです。

稼げる金額が増える

フリーランスは仕事で得た売り上げがほとんど利益になります。

会社員の場合、100万円の売り上げを作ったとしても、貰える給料は月額固定で20万円程度です。

フリーランスの場合、100万円の売り上げを作ったら、それが全て自分に入ります。

利益率の大きさもフリーランスの大きなメリットですね。

今までやっていた仕事がバカらしくなるほど、スキルがある人であれば収入が増えるので、その点もメリットです。

家賃などを経費にできる

フリーランスは基本的に個人事業主になりますので、家賃などを経費にすることが可能です。

家の電気代やパソコン周辺機器の購入なども経費にすることが可能ですので、節税をしやすくなります。

確定申告をする必要性が出てきますが、税制上は節税をして収入をコントロールしやすいので、その点もメリットです。

給付金の対象になる

副業の場合は年間300万円以上の所得が必要になるのですが、本業でフリーランスの場合は収入が少なくても事業収入になります。

その場合、給付金の対象になりますので、そういった制度が出たときにメリットが大きくなります。

保護法などが増えている

後ほど詳細を解説しますが、フリーランスの人数が増えているので、それに伴った保護法などが増えています。

今までのフリーランスは立場が非常に弱く、損をする場面が多かったのですが、法律によってある程度保護されることが多くなるので、その点もメリットになるでしょう。

デメリット

続いてデメリットも紹介しておきます。

  • 自分で仕事をとる必要がある
  • 国保が高い
  • 貰える年金が少ない
  • 病気の時収入がなくなる
  • 税制が悪くなっている

自分で仕事をとる必要がある

フリーランスは仕事を自分で探してとってくる必要があります。

今では簡単に仕事を探せるプラットフォームも増えているので、かなり楽になりましたが、それでも安定的な仕事を獲得するまで苦労します。

結局は自分のスキル次第になるのですが、大きな収入の代わりに、仕事が安定しないというデメリットもありますので覚えておきましょう。

国保が高い

会社員は社保に入ることができるので、会社が半分負担してくれるのですが、フリーランスは全額自分で払う必要があります。

しかも所得に応じて結構な金額がかかりますので、国保の負担がかなり大きいのが特徴です。

国保はいくら払っても受けれる恩恵は同じですので、払うだけ損な制度です。

回避できるスキームもほとんどありませんので、国保のデメリットは大きいです。

貰える年金が少ない

フリーランスは国民年金に入ることになります。

金額は定額なのでそこまでの金額ではないのですが、将来もらえる金額は会社員よりも少ないです。

そのため国民年金の他に、idecoなどの制度を利用して、自分専用の年金を積み立てる人が多いです。

将来の保証の少なさもフリーランスのデメリットです。

病気の時収入がなくなる

フリーランスは自分の体が資本になりますので、病気になったら仕事ができずに収入がなくなります。

この点も会社員と比べてデメリットになります。

税制が悪くなっている

フリーランスの税制について、インボイス制度や所得税法の改正によってどんどん不利になっています。

特にインボイス制度での消費税の負担は致命的です。

国は弱いところから税金を取っていきますので、フリーランスいじめが今後加速する可能性もあるので、その点もデメリットです。

フリーランス新法 フリーランス保護法とは?

ポン太

保護法ってなに?

https://news.yahoo.co.jp/articles/79c5533e6335df2f4152e115f2a3a3768ce513ce

フリーランスは実は会社員よりも立場の弱い形態です。

いくら稼いでも社会的な信用がなく、ローンや賃貸の審査でも不利になってしまいます。

そして法律的な保護も今までなかったので、都合よく切り捨てられることも多かったのです。

しかし、ここ最近フリーランス新法として、フリーランスの保護法の制定が進んでいます。

フリーランスを保護するために制度が進んでいますので、その制度について解説していきます。

企業側に義務化された内容

今回の制度で企業側に義務化された事柄がいくつかありますので紹介します。

  • 業務委託の開始・終了に関する義務
  • 業務委託の募集に関する義務
  • 報酬の支払に関する義務

業務委託の開始・終了に関する義務

業務の開始や終了の際に、その内容を明記した情報を書面やメールで残す義務が生じます。

今までは口頭での約束や曖昧な契約だったことが多かったのですが、この法律で文章で明記することが義務化され、契約内容が明確になるメリットが生まれます。

業務委託の内容や報酬額などを記した書面やメールを渡さなければならない。また、一定期間以上の間継続的に業務委託を行う場合は、契約期間、契約の終了理由などを提示する。また、​​中途解約や更新しない場合は事前予告が必要だ。原則、満了の30日前までとしている。

業務委託の募集に関する義務

クラウドソーシングサイトなどの募集でも、契約の内容が明確になります。

紛らわしい表現や嘘の募集で集めるのが禁止になるので、安心して契約することが可能になるでしょう。

フリーランス募集の情報は正確・最新の内容に保ち、誤解を生じさせる表示をしてはならない。また、フリーランスへの条件の明示、契約内容が異なる場合には説明が必要とされている。

報酬の支払に関する義務

報酬の支払いトラブルもフリーランスでは多いのですが、60日以内に支払わなければならないという義務が生じます。

これによって支払いがされないリスクが減るでしょう。

役務等の提供を受けた日から60日以内に報酬を支払わなければならないとの規定だ。

7つの禁止行為

そして企業には7つの禁止行為も追加されます。

立場の弱いフリーランスに理不尽な契約変更や報酬の未払いなどをしないという内容です。

① フリーランスの責めに帰すべき理由なく受領を拒否すること
② フリーランスの責めに帰すべき理由なく報酬を減額すること
③ フリーランスの責めに帰すべき理由なく返品を行うこと
④ 通常相場に比べ著しく低い報酬の額を不当に定めること
⑤ 正当な理由なく自己の指定する物の購入・役務の利用を強制すること
⑥ 自己のために金銭、役務その他の経済上の利益を提供させること
⑦ フリーランスの責めに帰すべき理由なく給付の内容を変更させ、又はやり直させること

相場よりも著しく低い報酬での依頼も禁止になるので、フリーランス側のメリットも大きくなります。

この基準については不明ですが、例えばブログ記事のライティングでしたら、1文字0.1円〜0.3円などは明らかに不当になるでしょう。

0.7円くらいでしたらまだあり得るので、受注する側も相場を理解した上で契約するようにしましょう。

フリーランスの稼ぎ方

ポン太

フリーランスでどうやって稼ぐの?

続いてはフリーランスとして稼いでいく方法について解説します。

フリーランスは自分のスキルがそのまま報酬に反映されます。

頼まれた仕事を行ったことに対して報酬が支払われるので、会社の恩恵だけを受けて、ほとんど座っているだけで給料をもらっていた人たちには厳しいでしょう。

ただ、仕事のクオリティを保てるスキルがある方にとっては、会社員よりも割が良いです。

そのメリットをなるべく生かして、次のステップに進みましょう。

オススメの仕事

フリーランスとして稼ぐ上で、このブログで何回かおすすめしている仕事は以下になります。

  • ライター
  • 動画編集
  • 画像編集
  • ナレーター
  • 事務代行
  • 広告運用

これらの仕事はフリーランスの業務の鉄板です。

それぞれスキルが報酬に直結する仕事ですので、最初は安い報酬でも1年以内にプロ並の報酬を目指せる分野です。

しっかりと実力をつけて稼いでいくことをおすすめします。

仕事を取る方法

仕事を取る方法はいくつかあります。

  • クラウドソーシングサイト
  • SNS
  • 直営業
  • 人づて

一番楽な方法は、今まで働いていた会社の取引先から直で仕事を取ることです。

かなりグレーなやり方ですが、実際担当者が独立した後、そこに仕事をお願いするパターンは世の中に存在しています。

取引先からしっかり評価されていて、なおかつ相手方にもメリットのある報酬でしたら受けてくれるはずです。

今まで会社を通して得ていた報酬とは比べものにならない報酬を貰えますので、まずはそれを使えないか試しましょう。

それがなければクラウドソーシングで探すことをおすすめします。

直契約で継続依頼を取れば勝ち

クラウドソーシングサイトで仕事を探すのは鉄板ですが、ライバルも多く手数料も高いので最初は大変です。

ただ、気の合う取引先は探していればすぐに見つかります。

そういった取引先を直契約を結べば、高額な手数料を払うことなく報酬をいただけます。

なのでクラウドソーシングでは、とにかく直契約をできるクライアントを探して、以後は請求書払いをしてもらいましょう。

1〜3社程度、安定した取引先と直契約できれば勝ちです。

その中から1社仕事が減ってきたら、また1社をクラウドソーシングで探すというルーティンにすれば、収入も安定するので参考にしてください。

スキームを真似して自分がオーナーになろう

フリーランスとして下請けを行う上で一番最強なのは、稼いでいるビジネスの仕組みをパクることが可能な点です。

例えばブログアフィリエイトでしたら、クラウドソーシングで募集されている案件のほとんどは、そのブログで稼げているから外注しているパターンが多いです。

なので、そのブログのライターとして働くことによって、そのブログの稼ぎ方を見ることが可能です。

Youtubeの台本や動画の編集もそうですが、実際に稼いでいるチャンネルで仕事ができるので、それをパクれば自分でも稼げるということです。

フリーランスで一生生きるのは大変ですので、いずれは自分のビジネスを立ち上げて稼ぐことをおすすめします。

その上でフリーランスでお金を貯めながら稼げるビジネスを学び、資金が貯まったら自分でやってしまうというやり方も参考にしてください。

フリーランスは会社員とは違ったメリットが複数存在しています。

上手く立ち回ればかなり稼げますので、参考にしてください。

ABOUT ME
上田幸司
DACOON株式会社 代表取締役 早稲田大学に入学後、在学中にシステム会社を設立。 開発者として様々なシステムを開発する傍ら、レンタルサーバーの運営、世界各国でのセミナー活動、ネットビジネスのコンサルティングなど、多ジャンルで活躍。ただ今LINE@フォローで「誰でもアプリメーカー」+「副業ビジネスガイドブック2020」を配布中! 詳しくはこちら → https://apps.jp.net/r/line/?ref=profile
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